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参画しているモニタリング プロジェクト

生物多様性の維持・復元を行うためには、現状の把握・経過観察等の調査は必要不可欠です。
近年では、国内外を問わず各地で 様々な環境保護・生物多様性の促進を進めるプロジェクトが増えつつありますが、様々な生き物や植物の中でもコウモリの調査は専門的な知識・機器を使用することが多く、一般的な環境調査とは
一線を引く(或いは調査自体が行われない)ケースが多いのも事実です。
しかし、生態系のバランスを保つためにも重要な役割を果たしているコウモリの調査は必要不可欠であり、
可能な限り知見の提供や実際にモニタリング等の調査に参画していきたいと私たちは考えています。
以下は、実際に コウモリの会  が参画しているプロジェクトについてご紹介します。

iBats モニタリング

iBats(Indicator Bats Program)は、ロンドン動物協会(ZSL)と
イギリスのThe Bat Conservation Trust (BCT)の協働で、2006年に
開始されたコウモリモニタリングプロジェクトです。

◆iBatsホームページはこちら

日本でもこのプロジェクトに参加しようとコウモリの会の有志で
話し合いがもたれ、2010年にモニタリングの手法を学んだうえで
【iBats Japan】としてコウモリのモニタリングを実施しています。

赤谷プロジェクト

赤谷プロジェクトは群馬県みなかみ町北部、新潟県との県境に
広がる赤谷の森を対象に生物多様性の復元と持続的な地域づくり
を進める取組です。その中で、プロジェクト運営団体のNACS-J
からお声がけ頂き、コウモリ調査を担うことになりました。 
現地予察を経て、コウモリの会は「赤谷の森のコウモリ
音声ライブラリー作り」を助成金等を活用して実施。赤谷の
コウモリ類11種の音声ライブラリーができあがり、それをもとに
現在も 音声モニタリングを進めています。

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